介護タクシーとは?資格や使い方、メリットとデメリットを紹介!

 

みなさま、介護タクシーというものがあることはご存知でしょうか?少子高齢化の進む日本では最近介護タクシーに注目が集まっています。また、病院などで外に出かける時に親族などが車を出してくれるなら良いものの、そのような人がおらず、普通のタクシーを呼んだり、バスを利用するなど、色々と苦労されている光景を筆者は何度も見たことがあります。

そこで今回、介護タクシー資格や、使い方、使う上でのメリットデメリットを紹介させて頂きますので、御参考ください。

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1、介護タクシーとは?

介護タクシーとは高齢者や障害のある方を含め、
一般の交通機関を使うのが難しい人や、
介護が必要な方にとって便利な移動手段として利用されています。

また、介護タクシーでは車椅子や、リクライニング車椅子、
ストレッチャーが使える
車両
もあります。

運転手や乗務員が介護の資格を持っているタクシーなので
送迎だけでなく、着替えから乗降のお手伝いまで
目的地に着くまでのdoor to doorで介護を受けることができます。

公共交通機関のバリアフリー化が進み、車椅子でも外出しやすくなりましたが、
体調や天候が悪い時など、外出時の負担を少なくするためにも
介護タクシーを上手に使いたいものです。

 

 

2、介護タクシーの資格は何が必要?

介護タクシーで個人開業したいという方も、
タクシー会社に勤務したいという方も、
介護タクシーを運転するにあたっては大きく分けて2つの資格が必要です。

 

1つは普通のタクシーを運転するにあたって必要な普通自動車二種免許になります。
そしてもう1つは介護を行う為の資格を保有もしくは研修修了を行なっていることです。

 

(1)普通自動車二種免許

バスやタクシーのドライバーは、必ず取得しなければならない資格になります。

また、取得にあたっての条件ですが、下記が挙げられております。

年齢
満21歳以上。

既存資格と経歴
他の第二種運転免許持っているか、普通・中型・大型・大型特殊自動車どれかの第一種免許を持っており、3年以上の運転経歴があること。ただし、免停期間中は除く。

視力
両眼で0.8以上あり、片眼でも0.5以上あること。また、遠近や立体視の測定を行う深視力検査にて、誤差が平均2cm以下であること。

色彩識別能力
色彩識別能力(色を判断する為の能力テスト)では赤・黄・青(緑)が識別できることが条件となる。
この能力が無いと、信号機の色を識別することが出来ず重大な事故に繋がってしまう恐れがある。

聴覚
10mの距離で90デシベル(※)の警音器の音が聞こえること。
※デシベルの大きさについては一般的には以下の通りとなる。

120dB      飛行機のエンジンの近く
110dB      自動車の警笛(前方2m)
100dB      電車が通るときのガードの下
90dB        騒々しい工場の中、大声による独唱、犬の鳴き声(正面5m)
80dB        地下鉄の車内(窓を開けた状態)、ピアノ(正面1mバイエル104番)
70dB        騒々しい事務所、騒々しい街頭、掃除機、電車のベル、ステレオ(正面1m)
60dB        静かな乗用車、普通の会話
50dB        静かな事務所
40dB        深夜の市内、図書館、静かな住宅地の昼
30dB        郊外の深夜、囁き声
20dB        木の葉の触れ合う音、置き時計の秒針の音(前方1m)

東京環境測定センターより

 

上記を踏まえると、90デシベルであれば、
一般的には多くの人が聞こえるのではないかと思います。

 

(2)介護を行う為の資格や研修修了

介護を行う為の資格や研修修了ですが、以下の7通りがあります。

 

・介護福祉士

・ホームヘルパー課程修了者

・居宅介護従事者研修修了者

・ケア輸送サービス従事者研修の修了者

・障害者居宅介護従業者基礎研修修了者

・初任者研修修了者

・実務者研修修了者

 

 

上記の中で、

・障害者居宅介護従業者基礎研修修了者
・初任者研修修了者
・実務者研修修了者

の3つは、比較的最近加わったようです。

7通りあるので、もう既に介護福祉士の資格をお持ちの方であれば普通自動車二種免許を取るだけで大丈夫ですし、
お持ちでない方もご自身のライフスタイルに合った条件を選んでいただくのが良いと思います。

 

 

3、介護タクシーの使い方は?

介護タクシーには一般的に「介護タクシー」と呼ばれるものと、
介護保険が適用される「介護保険タクシー
の2種類があります。

その為、この2種類について使い方のご紹介をさせて頂きます。

 

(1)介護タクシー


利用できる人
要支援・要介護認定を受けている方、身体や精神の障害などで、
お1人で公共交通機関の移動ができない方が対象です。

利用方法
お近くの介護タクシーを持つ事業所に連絡して、
時間や目的地などを伝え、利用してください。

検索する時には例えば
東京 ●●区 介護タクシー
などで検索すれば、出ると思います。

ちなみに検索で出てきたタクシー会社が介護タクシー専門という訳ではない可能性もありますので、
HPの中はしっかりと確認してみて下さい^^

 

利用料金
原則として全額自費負担となり、運賃と介助料金がかかります。
事業所により料金体系が異なりますので、利用される前に確認してください。

 

(2)介護保険タクシー


利用できる人
要介護度1〜5の方が対象であり利用目的は下記に限定されます。

 

 ・通院

 ・市町村役場や銀行などの公共機関

 ・選挙投票

 ・今後受ける予定の介護サービス施設の見学

 

 

利用方法
利用したい場合は、まず担当のケアマネージャーに連絡します。
ケアマネージャーは必要性を考え、介護保険が使える介護タクシーの事業所を探して、
ケアプランに加えてくれます。
その後、利用者と事業所の契約が済むと、利用することができます。

利用料金
料金は、運賃と介護保険サービス料になりますが介護保険サービス料は介護保険の負担割合(1割または2割)で異なります。
また、必要とする介助の内容でも料金が変わりますので、事前に事業所とよくご相談ください。

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4、介護タクシー利用にあたってのメリットとデメリット

介護を受ける人にとって、介護タクシーは当然メリットが大きいです。
ただし、メリットがあるものには一般的に少しばかりでもデメリットは存在します。

(1)介護タクシーのメリット


車椅子の方が利用する場合のメリットを考えてみましょう。
病気や怪我で病院へ行きたいと思った時、体が思うように動かず身支度さえ難しいこともあります。

そのような場合でも、介護タクシーには上述したように介護の資格を持っていたり
介護職員初任者研修などの研修を修了した運転手や乗務員が必ずいてくれるので、
お宅の中からでもお手伝いをしてくれます

介護タクシーを使わず、公共交通機関を使って外出をする場合、
ご自分で車椅子を操作しての移動ができない方は、自宅から目的地まで、
駅でのエレベーターの乗り継ぎや、乗車時に車両へスロープを設置してもらうなど、
多くの手助けが必要となります。

一方で介護タクシーには、車椅子を持ち上げるリフトやスロープが設置されており、
車椅子に乗っている方を車内の安全な位置に乗車させて目的地まで運んでくれる為、
同行者のいない場合も、お1人で安心して外出できます

冒頭でも触れさせて頂いた通り、ストレッチャーで利用できる介護タクシーも多いので透析で通院が必要な方にも適しているのは本当にメリットだと思います。

 

(2)介護タクシーのデメリット

普通のタクシーは、道路で手を上げれば停まってくれますが
介護タクシーは基本的に事前予約が必要となる為、外出したいと思った時にすぐ利用出来るとは限りません

一般のタクシーに比べると、稼働している台数は限られていますので
外出の予定が決まったら早めに予約することをおすすめします。

そして介護があり、安心して乗ることができる反面、
介護タクシーは移動距離に対する運賃に加え、介助料金が発生します。

特に要介護度1以上の方の介護保険を使っての利用以外は、
全額利用者の負担になってしまいます。
このあたりが介護タクシーのデメリットになります。

この点にも注意して、予約時には事業所と打合せをしておきましょう。

 

 

5、最後に


車椅子の方などの公共交通機関を使っての移動は、
ご本人にとっても介助する方にとって、
安全性や体力面から考えても、とても大きな負担となります。

また、心身の障害などで一般の交通期間での外出が難しくなると、
行きたいところがあっても誰かの助けが必要になり、
外出自体が億劫になりかねません。

それが高齢者や体調の悪い方なら、なおさらです。

その点介護タクシーは、部屋を出てから目的に到着するまでを
door to doorでサポートしてくれるので、
通院が必要な方や外出を楽しみたい方には、とても安心できる便利な手段です。

 

ただし移動距離を基本として、自費で利用するか介護保険を利用するか、
またどの程度の介助をお願いするかで、利用額は大きく違います。

介護タクシーは料金面を考えると、気軽に利用できるとはいえませんが、
安全性など踏まえると使い方をしっかりと理解すれば料金以上の価値があると思います。

また、利用される場合、
介護タクシーの事業所にご自分の要望をはっきり伝えて、

 ・(距離を伝えた上で)料金はいくらか
 ・支払い方法はどうするのか
 ・どのような介護サービスを受けることができるのか
 ・呼んでから到着までの時間はどれくらいなのか
 ・サービスの時間帯はどうなるのか
 ・もし事故などが起こった場合の保険はどうなるのか

という点は、しっかりと確認した上で、上手に使ってくださいね!

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