稲田朋美防衛大臣が演説で放った言葉の問題とその背景、理由とは!?辞任させない意向の安倍総理大臣の思惑。

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稲田朋美防衛大臣が放たれた言葉の問題、背景、理由及び辞任は今後考えられるのか?
という観点でまとめました。私自身、色々とネットで調べたもののしっくりする記事が無かったので、簡単に全体像から整理しております。

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(1)全体像と部分の把握

まず初めに、そもそもの稲田朋美防衛大臣の立場と今回騒動となっている問題発言について整理していきましょう。

・稲田朋美の役職である防衛大臣とは?

稲田朋美氏は2016年8月3日に発足した第三次安倍第二次改造内閣の人事異動で防衛大臣に就任しました。

防衛大臣の定義は以下の通りです:

防衛大臣は、防衛省の長として国の防衛に関する事務を分担管理し、自衛隊法の定めるところに従い、自衛隊の隊務を統括する。その際、防衛副大臣、防衛大臣政務官(2人)及び防衛大臣補佐官が防衛大臣を補佐する。また、防衛大臣への進言を行う防衛大臣政策参与や、防衛省の所掌事務に関する基本的な方針について審議する防衛会議が置かれている。さらに、防衛大臣を助け、省務を整理し、各部局及び機関の事務を監督する防衛事務次官や国際関係業務などを総括整理する防衛審議官が置かれている。

防衛省H28年度版 防衛白書より

 

引用元より組織図を参照頂けると全体像が分かるのですが、防衛省とは海上自衛隊や陸上自衛隊、航空自衛隊を配下に、日本の防衛を一手に担う公的機関です。
漢字も多くややこしいため、防衛大臣を簡潔に申し上げると

内閣総理大臣直下に属し、防衛省の優秀な部下より手厚いサポートを受けながら日本の防衛に関して絶大な権力を持っている人

と考えて頂ければ良いです。
その防衛省は公的機関と上記で記載しましたが、公務員の1つです(当然ですが・・・)。

その公務員は憲法で、

すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。(原文ママ)

憲法第15条2項

と定められています。

・今回騒動となっている発言と、問題視されているその理由

さて、今回騒動となっている問題発言ですが、稲田防衛大臣は先日行われた自民党の都議選立候補者の集会にて下記のように述べらております。

「しっかりと活躍を自衛隊が出来るというのも、地元の皆様方・都民の皆様方の協力があって初めて、しっかりと連携があるという事が重要だと思っておりますので、防衛省・自衛隊・防衛大臣・自民党としてお願いしたい

ここまで読んで下さったあなたであれば、もうお分かりかと思いますが、防衛省や自衛隊などの公務員を語っての同発言は私のような第三者から見る限り、アウトではないかとどうしても思ってしまいます。

公職選挙法に触れているのではないか?

という疑問が指摘されているため、今回色々なメディアで取り上げられる事となってしまいました。
また、過去にもいくつかの人間性を問題視される行動や発言を行なっていたため、聞き手の心理としては今回の騒動に拍車をかけた可能性もあります。

・過去の問題行動と発言(一部)

・森友学園問題:
種々騒がれている同問題にて、籠池元学園理事からは「過去に相談を受けた事はない」旨のご発言をされていましたが、後々発言を撤回し、謝罪する事となりました。

・白紙の領収書受け取り問題:
業務関連の会合にて、領収書を白紙で受け取り、後日記入していたことが発覚しました(2016年10月頃)。これは政治資金の使用に関する法律に違反した行為です。

・スーダン訪問ドタキャン問題:
自衛隊を派遣していたスーダンへの訪問が控えていた稲田氏であるが、急遽、服用中の抗マラリア薬のアレルギー症状を理由に欠席。しかしながら、実は稲田防衛大臣、もともとアメリカ訪問後にそのままスーダンへ渡航する予定だったのだが、アメリカでの仕事を難なくこなし、残るはスーダンというタイミングでアレルギーが発症したのである。

私自身、薬学には詳しくないが、防衛大臣という立場を踏まえ多くの国民が見ているということを意識し、行動して頂きたいと望む次第だ。

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(2)今後の辞任の可能性について

あくまでも私自身、色々なメディアを見た中での私見を述べさせて頂く。
結論としては今回の自衛隊発言を理由に速やかに辞任する可能性は低いと考える。

・理由

他方よりバッシングを食らっている稲田防衛大臣だが、防衛大臣を任命する総理大臣(安倍首相)は、「説明責任を果たし職務に当たってほしい」と発言。
安倍総理の心理としては女性防衛大臣として活躍を期待している人物であると認識している一方で、現在大きく取り上げられている森友学園問題というバックグラウンドが深層心理に働いているのではないかと考える。
もし、ここで稲田防衛大臣を辞任させてしまった場合に当然ながら、まだ完全に固まっている訳ではないが、森友学園問題の責任を如何にして取るのか?

と、今まで以上に強い意見が出ることは目に見えている。
まして、当時は森友学園の民事訴訟で代理人弁護士として出廷していた事もあり(稲田氏は弁護士の資格を保有)、本件とは直接的に関係はないものの、国民の心理としては良いとは言い難い。

・今後の動向予測

限りなく底辺にまで近づいてしまった稲田防衛大臣であるが、現在北朝鮮のミサイル問題や世界各国でテロが相次ぐ中、先ずは如何にして国民に対しての誠意を見せていくかに注力するはずである。
何故ならば、自身の職務期待を大きく上回る活躍をしなければ、安倍総理大臣としてもかばう手立てが無くなるからである。
また、もし今後新たな問題が発生・発覚した場合にも、辞任の可能性は大きく高まる事が考えられ、引き続き動向には注視したい。

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