出世する管理職と出世しない管理職の違いとは?

 

仕事では出世する人出世しない人にスキルだけではなく大きな違いがあります。今回、管理職にスポットを当てて出世する管理職と出世しない管理職の違いについて説明したいと思います。

 

あなたの会社にいる上司で、とにかく本部(コーポレート)の言うことが絶対で、

無茶難題を部下に押し付ける人物はいませんでしたか?

 

昔は実績さえ上げていればトントン拍子に出世していたものです。

 

しかし最近は大企業のグローバル化が進み、

それが中堅中小企業にも反映され、

ダイバーシティ(多様性)の尊重重視により多くの企業が過去の悪習を踏まえ方針転換をしようとしています。

会社の中核を担う管理者のあり方が大きく問われている今、
出世する管理職と出世しない管理職にはどのような違いがあるのでしょうか?


本質的な考え方は今も昔も変わっておらず至ってシンプルです。

それは

出世させることで会社に貢献するか

これだけです。

昔は輝かしい実績を上げている優秀な人物=管理職でも優秀という慣習がありましたが、今は違います。

会社に貢献するという「目的」の元で、
誰をより一層上のポストに付けるかという「手段」が変化しています。

そこで今回、会社から評価され出世する管理職と、出世しない管理職違いを挙げていきます。

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1、出世する管理職と出世しない管理職の違い

出世する管理職と出世しない管理職の違いですが、それは

チームの進むべき方向の明確化を行えるか?

ということです。

 

会社にはそれぞれ当然ながら決算目標があります。毎期のように上がる目標に対して

「なんで今年も目標が上がるんだよ。もう無理だよ泣」

なんて声もしばしば聞かれるのでは無いでしょうか?
もしくはご友人にそのような方はいませんか?

 

何故会社が毎年のように高い業績目標を掲げているかを先に短く説明します。

その理由は

会社の最高議決機関は株主総会

だからです。

株主は持ち株の値下がりリスクに対して配当を受ける権利を有してます。
そのため、株主総会では会社の業績について最適と考えられる人物が取締役として選任されます。

即ち、選任された取締役は株主に対して最大限の貢献を行うべく業務遂行にあたらなければならず、
その任務に適さないと判断されれば当然ながら交代させられてしまいます。

代表取締役は取締役会にて指名されますが、代表含むこの取締役会のメンバーで、
株主に認められるような実現性ある事業計画策定を担います。

 

話が少し脱線してしまったので戻します。

管理職としてチームの進むべき方向性の明確化を行えるか、

という議題ですが、

冒頭で少し触れた無茶難題を部下に押し付けている上司を思い出して下さい。

 

会社全体の計画は取締役を始め、経営企画部を中心に外部環境と内部環境をしっかりと捉え、
調査・見極めをして算出しているものであり、
決して実現性の無い無茶難題を各部署へ出している訳ではありません。

ここで管理職としての出世の分かれ道が、

その目標を受け取った際にチーム全員へ今自分の置かれている部署のポジションと今後のあり姿をチーム員に浸透・納得させることが出来るか。

と言うことです。


何故ならば、私がもしメーカーの営業で働いていたとして、年間10台くらいしか売れないものを年間100台売れと言われたら間違いなくモチベーションが下がります。

また、100台売るためにどうすれば良いかもわからず、
顧客ニーズに沿わないアクションを行い、既存顧客を失う可能性も大いにあります。

出世する管理職として大事なのは、

何故我々にこの目標を与えられているのか?

を明確に説明することです。


即ち、

 ・市場規模、有名な外資系同業他社の進出理由、トレンド、実は今まで攻めれていなかった領域の発見といった外部環境の説明

 ・攻めようと考えている領域に対して自社が有している強み、市場規模に対して自社のシェアが見合っているか、他社のシェアを奪える自社の強みといった内部環境の説明

この2つの事業環境説明を分かりやすく簡潔に示し、
チームとして進むべき方向性を明確化することの出来る能力・リーダーシップを持つことです

2、現実的なアクションプラン策定の重要性

ここも管理職としての腕が大きく試されるところです。
上記の例で言えば、出世しない管理職だと営業担当に対して

「とにかく名刺を集めてこい」
「値下げしてでもなんとか売れ」
「既存顧客を1日10件回れ」

という至極非論理的な発言をします。
目標達成の上で重要となるのはゴールからの逆算です。
この出世しない管理職はゴールの場所が分からないにも関わらず無謀なスタートをさせているのです。

出世する管理職であれば少なくともポイントの一部として

 ・既存顧客と新規顧客それぞれの市場調査
 ・既存顧客が自社と取引をしてくれている理由、他社のシェアを奪えない理由
 ・現在の市場で求められている顧客ニーズ及び効果的なアプローチ方法
 ・顧客属性別のアプローチ検討

といったものがあります。
小難しそうに聞こえますが、要するにマーケティングの知識です。
上記も淡々とPCで手を動かしながらパッと思いついただけのもので、
実際にはもっと広く深いので、また別の機会で御紹介致します。

マーケティングを行い、外部環境と内部環境踏まえ、
どこをどう攻めるかを如何にロジカルに考えることができるかが、
これからの時代で出世していく管理職の条件です。

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3、人材育成の違い

「こんな難しいこと、ウチでは出来ないよ。出来たら苦労しない」

と、言う声がビジネスの世界では多々あります。

しかし、これからの時代にそんな甘いこと言ってたら居場所はありません

出世する管理職ほど人材育成を重要視します

そして出世しない管理職に限って人材を大事にしません。

人材育成というものは長期的な企業の発展を大きく左右する最重要項目と言っても過言ではありません。
会社で人事部に掛け合い研修を行なってもらうのもいいですし、
日頃の業務に於いて意識して指導することでも良いです。
ただ、指導するにあたっては自身の高い人材育成能力が求められることが前提です。

最近は優れた人材育成者の為の自己啓発研修も多くありますので、是非とも参加頂ければと考えてます。
また、チームをまとめて素晴らしい結果を出しているプロジェクトマネージャーの本も非常に役に立ちますので、一読して見てください。

4、生産性向上の意識

長時間残業の時代はもう終わりました。
いくら忙しそうに遅くまで仕事をしていても、自己管理の出来ない人間というレッテルを貼られて終わりです。

私は残業が多くて仕事の出来る人間を見たことがありません。
出世する人ほどスパッと切り上げて帰ります。

管理者として、如何にして生産性を向上させる為の仕組み作りを行うか、
考えてアクションに移すべきです。
今の職場には

・重複作業がありませんか?
・目的と手段が混在している無駄な会議はありませんか?
・何かシステム化で補完出来るものはありませんか?
・適切な人材配置は行えてますか?
・無駄な資料作りや、非効率な営業活動を行ってませんか?

とにかく意識して、考えて、アクションを実行することです。

5、【最後に】コンプライアンスの意識

昔からコンプライアンス(法令遵守)の重要性はどこの企業でも言われていましたが、一昔前からブラック企業という言葉が流行り、今は公用語のように使われていることからも分かるように、最近は特に厳しくなっています。

いくら優秀な管理者と言えども、コンプライアンス違反は当然ながら将来に渡り大きなハンデとなるでしょう。
もちろん、若手も同様です。

そこだけは意識して、ロジカルに達成感のある業務を行なって頂きたいと思います。

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