
集団で生活をするためにはある程度の校則が必要なのは分かるんです。でもルールで髪型や服装が厳しいだけでなく日焼け止め禁止や体育の時の水分補給禁止など生命の危機を脅かすものまで。生まれつきの茶髪を注意され続けた女子高校生が学校を相手に裁判を起こしたことでブラック校則が注目を集めています。生まれつきのものを否定される校則は個人の尊厳の侵害にあたるのか?事例を紹介しながらブラック校則について考えていきたいと思います。
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ブラック校則とはなに?
ブラック校則とは合理性がなく必要性の説明ができない校則をさすそうです。日焼け止め禁止の校則を例にあげますね。
生徒 先生、なんで日焼け止めを塗ったらいけないんですか?
先生 ルールで決まっているからです。
生徒 でも皮膚がんになったらどうするんですか?
先生 、、、
環境破壊が進み赤ちゃんでも日焼け止めを塗ることが進められている状況にあって日焼け止め禁止の校則はいまだに健在しているんです。
上司から以前、中学生の時に体育の前に生徒どうしで腕のにおいをかぎあい日焼け止めを塗っていないかの検査があったと聞きました。
健康被害があるので日焼け止め禁止の校則は完全にブラック校則だと思います。笑
日焼け止め禁止以外にも体育の時にどんなに喉が渇いても水を飲んではいけないというルールさえありました。
これは生命の危機に関係してますよね。先生もなんで飲んではいけないか説明できる人は絶対にいないはずです。
このように明快にブラック校則だ!と声をあげられるものは生徒や保護者が声を揃えて撤廃を求めるべきなのですが、かなりやっかいな限りなくブラックに近いグレート校則の存在です。
今回注目を浴びている茶髪禁止の校則がこれにあたると思います。
なぜ茶髪はだめなんですか?とたずねた時に先生は風紀が乱れるからと答えると思います。確かに茶髪を許せば今度は金髪だ赤髪だ、銀髪だ(ゴスロリ?)と収拾がつかなくなると思うんです。
個人の自由を主張すればきりがないんです。だから学校側としては黒髪のみと線を引くことは合理性があり説明もできるんです。
でもそこに出てくるのが生まれつき茶髪の人はどうするのか?という問題です。
中には生まれつき茶髪の生徒に便乗して自分は生まれつき茶髪だからと主張してくる生徒が必ず何十人かは出てきます。
問題を複雑にしているのが実はそれらの生徒たちなんです。
生まれつき茶髪の人は当然権利として黒髪に染めない権利があります。
だから茶髪を禁止にするのではなく染髪を校則で禁止すればよいのではないでしょうか?
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ルールで髪型や服装が厳しいだけ?事例を紹介!
さてここからは実際に全国各地の学校にどのようなあり得ないブラック校則が存在しているのか事例を紹介しながら見ていきたいと思います。
◎ペットボトルそのままはダメだけどカバーをつけたら良い。
こんな訳のわからないルールが実際にあるんですね。カバーをつけたらペットボトルに愛着がわきポイ捨てがなくなるということなんでしょうか?全く意味が分かりませんね。
◎恋愛禁止、男女は近づいてはいけない
人を好きになるという自然な気持ちまで監視されるような校則ですね。勉強がおろそかになるとの理由みたいですが、恋愛しなくたって勉強しない生徒は勉強しませんよ。
このようなことで生徒を管理したいと思う学校側のやらしさが全面的に出たブラック校則だと思います。
◎ポニーテール、ブラジャー禁止
なんとびっくり、こんな校則まで存在するとは。理由は男子生徒が欲情しないようにとのことです。なんだか聞いている方が恥ずかしくなるようなブラック校則ですね!
校則を作るときに校長や教師たちが集まって真剣に議論して生まれたのでしょうか、、、

まとめ
・生まれつきの茶髪を注意され続けたことで裁判にまで発展しブラック校則の存在が注目を集めた。
・先生が説明できない校則はブラック校則の可能性が高い。
・全国の学校におかしなブラック校則が多数存在している。
いかがでしたか?
全国の学校にはマジであり得ないブラック校則がたくさん存在していることが分かりました。明らかにおかしいブラック校則については皆が協力して学校側に異義を唱えることが大切だと思います。
校則に従わない生徒は最初から入学するなとでも言おうものならこれは大問題です。
おかしいことがある時には声をあげておかしいと言う勇気を持ちましょう。さいごまでお読みいただきありがとうございました!