
最近、スイーツなどをインスタにアップしている人のことをインスタバエ(映え)と揶揄されている現象を多く見ます。それこそ、フードポルノという言葉が流行るほどです。そこで今回、インスタバエが嫌いという声が多いことから、どのような種類が存在するのか、言い方は悪いかもしれませんがハエ図鑑という形でいくつかまとめてみました。
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目次
1、インスタバエが嫌い
インスタバエとは冒頭でも少し述べた通りインスタグラムでスイーツやカフェなど、撮影対象及び自分達が「映える」ようなものに集まる(たかる)人々を揶揄する言葉である。
友達と大須のかわいいアイス食べたんだけどみんなインスタ写真撮る目的だからかほとんど捨てられててインスタの闇を感じた( ˙-˙ ) pic.twitter.com/xGgqRS3StH
— ♡R i n a♡ (@ani__R) 2017年6月1日
(1)インスタバエは何故発生するのか?
少し前までは日本国内のSNSと言えばフェイスブックが中心でした。
しかし、最近はフェイスブックがインスタグラムを買収してから、フェイスブックユーザーがインスタグラムへ流れる事象が発生しているのです。
その理由は、フェイスブックの目的は主に文章を通じた情報発信・共有であるのに対してインスタグラムは画像の投稿を主としています。
そのため、フェイスブックでやたらと画像投稿するのは少々気が重いという人も、
インスタグラムであれば気軽に投稿することが出来るため、自分の画像を見て欲しい人の心理が働いたことで最近若者を中心に一気に増えているのです。
そして、投稿をしていく中で、快楽感や満足感(一般的なドーパミン)を覚え、
より大きな満足感を得るために
より映える写真を撮ろうとする心理
が働きます。
この、より快楽感や満足感などのドーパミンを求めて行動する人間の深層心理は人間の脳の作りなので若干致し方ない部分もあります。
そしてその映える心理によって異常なまでの進化を遂げた姿が最近嫌いな人が続出しているインスタバエなのです。
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(2)フードポルノとは
フードポルノとは、スイーツやカフェなどに限らず、色々な料理を撮ってインスタなどのSNSを始めとしたネット上に載せることを刺します。
先日、このフードポルノで料理の写真を載せまくったアメリカの22歳の女性がフードポルノで年収800万円ということで話題になりましたよね。
単に宣伝的になればお店としても良いのであるが、買わずに写真だけ撮るインスタバエや、本当は違う商品がメインなのに映える料理を撮影するために人が押し寄せて本業に影響があるお店(後述)もあるのです。
2、スイーツ等にたかるハエ図鑑
冒頭でも触れた通り言い方が悪いのだが、今回はインスタバエと呼ばれる事象をまとめるためにハエ図鑑なるものを作成したので参考頂きたい。
スイーツを中心に綺麗なものに多い印象である。
(1)スイーツバエ
スイーツバエとは、とにかく甘くて雑誌などで取り上げられたスイーツに対してインスタで多く発生するものである。冒頭で引用した甘そうなカラフルなアイスもこれに分類される。
発生のメリット:甘いもの好きとしては注目したい。
発生のデメリット:彩の良いスイーツとするために色々とカラフル食べ物がくっついていることが多いため、ボリュームがあり残されて破棄される可能性が高い。言わば撮るだけ撮ってポイのトリ逃げ・トリ捨てである。

(2)カフェバエ
カフェバエはおしゃれな街にあるおしゃれなカフェに存在し、インスタとカフェを繋ぐ存在である。
発生のメリット:作業をする上でおしゃれなカフェを探している人にとっては非常に有効な情報収集手段である。また、インスタバエにとっては映える写真が目的であるため、カフェ側にとっても客の回転率が良くなりやすいというメリットもある。
発生のデメリット:特になし

(3)レインボーベーグルバエ
発生のメリット:レインボーベーグルという存在を知らない人にとっては朗報である。これは東京の自由が丘にあるNEW NEW YORK CLUBのオーナーがアメリカNYで人気のレインボーベーグルを始めたものだとテレビ番組のZIP!で紹介されている。
発生のデメリット:店側のデメリットであるが、本業はベーグル屋さんではなく飲食店である。店主もチキンオーバーライス(Chicken Over Rice)などの自信のある料理が多くあるのに、それらが注目されずベーグルばかりが注目を集めてしまっているのが悩みのタネであると告白している。

(4)ドライフルーツバエ
最近健康に良いと話題のドライフルーツをインスタを通じて紹介してくれる人々である。
発生のメリット:ドライフルーツという存在の(見た目の)魅力をしっかりと伝えてくれるため、今まで全く興味がなかった人にとっては朗報である。
発生のデメリット:見た目ばかりを映えさせて、肝心のドライフルーツの健康に関わる特徴は全くと言って良いほど映えさせられることはないため、興味がある際には別途ググる必要がある。

(5)オシャレクッキーバエ
これは決してカラフルなクッキーだけではなく、カフェと同時に出没することもあるのだがオシャレだったり、可愛いキャラクターをモチーフにしたクッキーをインスタなどで紹介するために存在する。
発生のメリット:作り方などを紹介してくれる人が多いため、お子さんがいる人などにとってはとてもありがたい存在である。
発生のデメリット:特になし

(6)ビーチバエ
日本国内では特に暑くなる、俗に言う「夏」に多く発生する。インスタだけではなくツイッターなどへは、これでもかと発生する。
発生のメリット:非常に綺麗な美女が多く、ビーチの絵と共に自分達を映していることが多い為、男性であれば非常に目の保養心が癒されることが多い。また、それ以外にも夏にどこのビーチに行こうか悩んでいる人がいれば非常に有効な情報収集手段である。
発生のデメリット:一切無し

(7)ジドリバエ
ジドリバエとは、上記で紹介した対象物に対してはほとんど触れず、映える自撮り写真をひたすらインスタへアップする存在である。
カラフルなスイーツなどよりも自分の方が映える、という強い自信を持った人に散見されるものである。
発生のメリット:とにかく自撮り写真しかないので飽きる。
発生のデメリット:更新頻度が多すぎて非常に煩わしいと感じる人が稀にいる。ビーチバエのような存在は貴重

3、さいごに
いかがでしたか?
インスタバエが嫌い?スイーツ等へたかるハエ図鑑【フードポルノ】
と言うことで色々とまとめさせて頂きましたが、インスタバエという名前の響きは非常に悪く、嫌いな人がいる一方でメリットというものも存在するのです。
インスタ自体は肯定派ではありますが、映える写真を撮るためだけに色々と弊害が起こるのは可能であれば避けてほしいなぁと強く思う心情です。
今後新たなタイプが爆誕した際には更新したいと思います。