
タイトル通り食虫植物栽培におけるメリットとデメリットを整理しました。
今回は屋外栽培と屋内栽培に分け、食虫植物全般についての整理をしたいと思います。
食虫植物って本当に面白いです。
ここまで動かれると「栽培」と呼ぶべきか「飼育」と呼ぶべきか分かりません笑
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1、メリットとデメリット~屋外栽培編~
ここでは屋外栽培編になります。
食虫植物と聞いて、
あなたはどこで育てることをイメージされるでしょうか?
おそらくはほとんどの人が屋外をイメージされているのではないですか?
食虫なので、屋内(家の中)にはほとんど虫いませんもんね(^^;汗
ということで、メリットとデメリットはこちらになります。
【メリット】
・日光を確保しやすいこと
→食虫植物は、日光をしっかりと当てることが栽培する上で大切であることが多いんです。
もちろん、屋内でも日光のあたるところは窓際などありますが、
窓のアングルなどにより屋外と比べると照射時間が短いと思います。
・匂いを避けることができる
→何を育てるかによりますが、
食虫植物ですので屋外栽培の場合は基本的に栄養源は虫になります。
コバエなどなら良いですが、
どうしても中型のハエなどだと気になります(見た目的にも)。
また、ウツボカズラがネズミを捕食したという事例もありますが、
万が一そんなことになったら屋外でも異臭騒ぎになります。
・【番外】エサとなる虫を勝手に捕獲して自給自足くれること(当然です)
【デメリット】
・温度の変化に弱いこと
→私も色々と調べてみたのですが、
冬でも温度を15℃以上に維持しなければならないネペンテスなどの食虫植物もいくつかありますので、
季節ごとの温度管理には注意してください。
・虫が湧く
→屋内栽培編でも触れますが、
実は食虫植物って虫がなくても生きていけます笑
虫を食べさせなくとも大丈夫であるにも関わらず、
それを知らずに一生懸命外で虫をたくさん食べさせていると、
その匂いで虫が湧きます。
もちろん、完全消化してくれるタイプなら良いですが、
残骸が残るタイプもいますので注意が必要です。
あるSNSでは某ハエの幼虫が湧いたという人もいましたので、
必ずしも
屋外栽培=虫が湧く
というわけではないですが、注意してください。
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2、メリットとデメリット~屋内栽培編~
次は屋内栽培編です。
「屋内栽培って出来るんだぁ」
と思われた方もいるかもしれません。
ということで、メリットとデメリットはこちらになります。
【メリット】
・気軽に観葉(?)することができる
→当然屋外栽培ではないので、
いちいち状態を確認するのに外に出る必要はありません。
普通の観葉植物とは見た目が全く違いますので、小さい種類でも存在感が十分にあります。
・エサを与える楽しみ
→上でも書きましたが食虫植物、実は虫がなくても生きていけます(2回目)
もちろん、すべての食虫植物ではありませんが。
ここが屋内栽培の最も大きいメリットだと思います。
エサは、虫の代わりにささみやゆで卵、魚用のエサなどで代用できます。
ただし、種類によっては塩分を与えると枯れるものもあるので注意が必要です。
また、土の栄養分でも十分に生きていけるものもありますので、逆を言えば土の栄養分にも注意してあげてくださいね。
・【番外】なんだかんだ屋内の虫を捕まえてくれる笑
→特にコメントありません。そのままです。
【デメリット】
・匂い(臭い?)に注意する必要あり
→屋内飼育の場合に、
もし土の栄養分を中心に育てるのであればそこまで気にする必要はないですが、
色々と試行錯誤してエサを与える場合には食べカスが残ってないか注意してください。
食べカスが残ると当然その匂いもそうですが、
その匂いによって様々な虫が湧く可能性があります。
(いくら食虫植物でも食べる量には限界があります)
・日光の必要なタイプの飼育
→育てる際に、窓際などに置いていた場合に1つ注意してください。
もし購入したのが夏であれば照射時間は長いですが、
そのまま冬になると日光の角度も変わってくる上に照射時間は短いです。
すると、夏にはしっかりと日光が入っていたにも関わらず、
実は冬になってみると全然日光があたってなくて枯れてしまうという可能性があります。
特に1人暮らしで日中働いている人などは注意です。
3、(おまけ)どこで買える?
最近、人気が出ていることから今まではホームセンターが主流でしたが、
今はネットで気軽に買えることができます。
ネットと言えば最近はAmazonが色々と盛り上がってますよね。
買うかどうかは別として、1つ販売例を載せます。
なんと、ウツボカズラがベストセラーになってるんです。笑
しかも思っているより安いですね。送料込みで1,200円ですからね。笑
(※この記事では、買っていただく意図は全くありません笑 本当にただの商品リンクです)
4、さいごに
食虫植物はいかがでしたか?
栽培するか迷ってる人や、
栽培しようか迷ってる人が周りにいるのであればぜひ参考にしてくださいね!
あと、この記事はあくまでも食虫植物という存在全般におけるメリットとデメリットのご紹介ですので、
種類によって日光を当てるべきかどうかや、
温度が大切な場合もありますので、
「これに決めた!」
という際にはしっかりと栽培方法をご確認ください!