
最近、最近熟年離婚が増えている一方で「卒婚」という言葉も急増しているようです。そこで今回、そもそも卒婚とはなにかという事と、浮気との違いに加え、更に卒婚をしている芸能人も今回紹介したいと思います!!
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1、卒婚とはなに?浮気とは違うと50代で流行に!
卒婚とは、結婚している夫と妻が、結婚という夫婦関係を崩ず、相互で干渉を行わずに其々の人生を自由に生きていくという夫婦関係のことです。
言うなれば、大家族を分散して核家族化していくようなことであり、夫は自分の実家へ行き、妻は立地が便利な都心に住み続け、定期的に会う機会を設け、コミュニケーションをとるという感じですね。
従って「浮気とは違う」と、最近50代を中心に流行になっている理由です。
卒婚という言葉は、平成14年に出版された「卒婚のススメ」(出版:オレンジページ)の著者・杉山由美子さんによる造語です。
子供の独立や夫の定年退職などを機に卒婚を選んだ中年期以降の夫婦の例を取り上げて、離婚か仮面夫婦か、どちらかを選ぶ形ではなく、新しい夫婦の姿としての在り方を勧めています。
夫婦が離れて暮らす新しいスタイルが、2013年から2014年にかけて、2組の芸能人夫婦が卒婚状態であることを告白したことが、卒婚が注目されるようになった理由です。
ただ、
「本当に、実際に卒婚とは浮気と違うのか?」
と問われますと一概には言えませんね。笑
実際、卒婚と称して今まで浮気していた方とより一層親密になるなんてお話もチラホラ。
確かに離婚とは違い別居という形そのものなので、都合のいい言葉を作り、自由をかざして法を破る一種の手段として見られてしまっても仕方がない気もします。
離婚となれば財産分与など色々と面倒なことが多いのは確かで、体力も精神力も奪われますし、法の下ハッキリと別れたことになりますからね。
離婚解消はせずに、夫側にせよ、妻側にせよ、お互いが一番いい位置を、卒婚と名付けられたのでしょうか。
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2、卒婚した芸能人も紹介!
卒婚した芸能人も紹介します!
(1)加山雄三さん
加山雄三さんは、2014年に卒婚を告白しています。借金や浮気問題、事業の失敗など、なにやら色々と困難を乗り越えて来ているのですね。妻は松本めぐみさんです。
実は妻の松本めぐみさんは、ほとんど日本にいらっしゃらないそうです。では、どちらにおられるのかと言うと、なんと!NYです!海外ですよ。そのNYには加山さんの別宅があるそうで、そちらに住んでいらっしゃいます。
ではなぜ、日本から遠く離れたNYに住んでいるかと言いますと、加山夫妻は既にグリーンカード(米国永住権)をお持ちだそうで、海外に半年はいなければならない、そうしないと権利が消滅してしまうから。とのことです。
夫の加山雄三さんは、米国永住権のためにNYにお住みになられている妻の松本めぐみさんに会いに、「通い夫」をしているそうです。お年も考えると凄いスケールのお話ですよね。ハリウッド並です。
(2)清水アキラさん
清水アキラさんも卒婚実践中の芸能人です。
平成25年には、妻と離れた暮らしをする卒婚を公表しています。
宣言後は、別居、離婚などと騒ぎ立てられて、清水アキラさん自身、だいぶ参ってしまったそうです。ご本人談では、
「大げさなことではなくて、子供が社会人になって手がかからなくなった」
「俺は絵を描いたり釣りをしたり、女房も自分の楽しみ方で過ごす。こういう形もいいよと伝えたかっただけ。」
と、おっしゃっています。
きっかけはご自身のお仕事で、奥様に一緒についてきてもらった時のこと、一度は断られたものの結局ついてきてくれた奥様に、
「女房も解放して自由な時間がなければいけないね」
と思ったそうです。
お二人の暮らしぶりも、清水さんは自由気ままにゴルフなどをして、奥様は、夕飯など清水さんがいないので手抜きができる、と有意義に過ごされているようです。
お二人の関係も、離れたからこそ、お互いに良さがわかり、毎日電話をしているとのことです。
一緒にいるのが当たり前と思わず夫婦お互いに尊敬しあうことが卒婚を円満にキープするコツとおっしゃっています。
3、さいごに
いかがでしたか?今回、卒婚とはなにか、浮気とは違うのか、卒婚した芸能人は誰か、ということについて触れさせて頂きました。
今の時代、次々に新しい言葉が増え、その言葉ひとつとって見ても、賛否両論があり、受け入れる程度や法的にどう捉えられるのか今後が楽しみです。
法律が現状に追いついていない今の時代に、自分を守ること、家族の今後を考えることなどが、今回改めて重要な問題であることがわかりました。
今回のようなおおやけにした事例以外も、一般の方にも多数「卒婚」を実践されていることがわかってきました。
高齢化社会で、今や若者より高齢者の方々のほうが活気づいているようにも見られる昨今で、別居や離婚に変わる新たなフィールドが出来たと思い、卒婚の今後の動向が楽しみです。
選択肢が多ければ多いほど豊かな人生が送れるのではないでしょうか。自由を認め合い、良好なパートナーシップを築いていく「卒婚」。皆さんも、年齢に関係なく、頭の片隅に入れておいてはいかがでしょうか。